カルシウム 女性

カルシウムを摂取すれば本当にイライラしなくなるの?

 

こまめにストレスを発散していても、仕事などでどうしてもすぐにストレスが溜まってしまうという人も少なくないでしょう。そして、日常的にイライラしてしまっている人も多いのですが、カルシウム不足はイライラの原因になるという話を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?

 

本当に、カルシウム不足になっているとイライラしやすくなってしまうのかについてお話をしていきます。カルシウムは特に歯や骨に存在しているのですが、このカルシウムというのは、脳神経の高ぶりを抑制してくれる働きもあるのです。だから、カルシウムが少なくなってしまうとイライラしやすくなるといわれているのですが、コレだけではないのです。

 

本来であれば人間の体というのは、血液に含まれているカルシウム濃度を一定にしようとする働きを持っています。そのため、カルシウム濃度が低くなってしまっていると骨を壊して、その中に含まれているカルシウムで保とうとしています。つまり、あまりカルシウムを摂取していなくても、カルシウム濃度は保つことができるようになっているのですが、それでも骨からカルシウムが失われてしまうことに変わりはありません。

 

ですので、食事などでカルシウムはしっかり摂取しなくてはなりませんし、摂取されるカルシウムの吸収率を高めるためにビタミンD不足にならないようにしていく必要もあります。また、ストレス等によってイライラしてしまっているのであれば、セロトニンもしっかり分泌させていく必要があります。

 

セロトニンというのは、神経伝達物質の一つになっており、リラックス作用などをもたらしてくれることから幸福ホルモンと言われることもあります。このセロトニンの分泌量が少ないと、ストレスも溜まりやすくなり、イライラしやすくなってしまうのです。

 

セロトニンは、アミノ酸の一つであるトリプトファンを使って合成されていますので、食品からトリプトファンも摂取していくようにしましょう。豊富にトリプトファンが含まれているものとして、アボカドや大豆製品、乳製品などがありますので、食事でしっかり食べるようにしてくださいね。

 

カルシウムを貯めるための運動をしよう

 

丈夫な骨を維持していきたいのであれば、普段からカルシウムを摂取していくことももちろん大切ですが、運動を適度にしていくことも同じように大切です。骨のカルシウムを増やしていくために、カルシウムがたくさん含まれている食品を食べることはご存じの方がほとんどでしょう。ですが、最近の研究でカルシウムを摂取さえしていればいいというわけではないことが分かっているのです。

 

これはかの有名なNASAが研究を行った結果なのですが、宇宙飛行をすると体にどのような影響が出るのかを調査したのですが、健康な状態の人をベッドで一切動かさないようにして経過を見るというものでした。すると、一切動かずに運動をしなかった期間が長いほうが、骨量がそれだけ失われていくことがわかったのです。

 

では、どれくらいの骨量が失われたのかというと、84日経過したら1週間で全体の1%を失ったとのことです。この量というのは、普通に生活をしていた場合の1年に相当します。つまり、運動不足が慢性的になってしまっていると、それだけ骨量が少なくなる、総じてはカルシウムが失われるということになります。

 

運動をしてかあるし有無不足にならないように予防をしていくのであれば、上手に重力を活用した運動を行うようにしましょう。重力に負けないようにする運動が望ましいのですが、別に負荷をそれだけかけなくてはならない運動をする必要はありません。例えば階段の昇り降りをしたりスクワットをする、踏み台昇降をする、坂道の昇り降りをするといったかんたんな運動でも十分に効果を期待することができます。

 

なお、カルシウムの吸収をサポートする働きがある栄養素としてビタミンDといわれるものがあります。ビタミンDは太陽の光を浴びることで合成をすることが出来るので、日中に運動をするようにすれば、一度に二つの意味でカルシウム不足予防をしていくことが出来るのでおすすめです。

 

カルシウム不足が原因でアレルギーになることはある?

 

カルシウムが足りない状態になってしまうとアレルギーになりやすいと言われたりしています。どうして、カルシウム不足によってアレルギーを引き起こしてしまうのでしょうか?人間は、異物やウイルスなどが侵入すると攻撃を仕掛けて取り除こうとする免疫機能と言われる働きを持っています。ですが、アレルギーというのは、免疫機能が異常な状態になってしまい、過剰に攻撃を仕掛けてしまった結果の症状です。

 

このようにして考えるとカルシウムはアレルギーと関係がないように思えるかもしれませんが、カルシウムというのは様々な働きを持っています。例えば、一番知られている働きとして、歯や骨を作り出すという点があげられるのですが、これ以外にもイライラ感を解消したりする働きもあると言われていますよね。

 

この他にも、情報伝達をする働きも持っているのです。カルシウム不足になってしまっているということは、細胞や血液中のカルシウムも少なくなってしまっているということになります。そのため、血液中に損ざしている免疫細胞が正常に働かなくなってしまい、本来体にとって有害ではないものにまで過剰に攻撃をするようになり、アレルギー症状が出てしまうケースも少なくないのです。

 

あくまでも、カルシウム不足というのはアレルギーの原因の一つになっており、必ずしもカルシウム不足でアレルギーになってしまうとは限りません。ですが、カルシウム不足によってアレルギーなどのような問題が発生する可能性はあるという認識は持っておいて損はないでしょう。

 

カルシウム不足が薄毛に発展してしまう可能性がある理由

 

男性でも女性でも抜け毛が増えてしまって薄毛になり、コンプレックスを感じてしまう人は少なくありません。ですので、育毛をして薄毛予防や改善をしていきたいと考える人も多いですよね。育毛をしていく場合、ミネラルの一つであるカルシウムというのは欠かすことが出来ない成分なんです。

 

最近はカルシウム不足になっている人が多くなってきていると言われているのですが、カルシウム不足と薄毛というのは関係があるのかについてお話をしていきます。基本的に毛髪というのは、タンパク質の一種であるケラチンによって作られています。では、カルシウムは関係ないのかというとそういうわけではありません。

 

このケラチンを合成していくためには、アミノ酸の一種であるメオニチンやビタミン、そしてカルシウムなどをしっかり摂取していく必要があります。なお、薄毛ではないとしてもカルシウムというのは体にとって必要不可欠な成分でもあります。このカルシウムが不足してしまっている場合、骨や歯や脆くなってしまうだけではなく、神経伝達物質を作り出しにくくしてしまいます。

 

そのため、精神的に不安定になってしまったりイライラに悩まされるようになってしまう可能性もあるとされています。イライラや情緒不安定になってしまうということは、それだけストレスも感じやすいということになるのですが、ストレスは薄毛の大きな原因になります。ストレスを感じると交感神経が強くなり、血管が収縮して血行不良になってしまいます。

 

これは頭皮を流れる毛細血管も例外ではないですから、毛乳頭は血管を流れる血液から栄養などを受け取ることができなくなってしまい、毛髪を十分に成長させることができなくなってしまいます。そうなると、当然細い髪の毛になってしまいますから、抜けやすくなり薄毛に発展してしまう可能性があるのです。頭皮マッサージをしたり行くお無罪などを使うのも大切でしょうが、カルシウム不足にならないようにしましょう。

 

カルシウム不足と認知症について

 

高齢化社会が進むに連れて、認知症と診断される人が年々増えています。試算では2025年に認知症患者が700万人以上になると言われており、認知症予防について関心を持つ人が多くなりました。認知症とはまだ診断されていなくても、65歳以上で認知症予備軍とされる人も含めると、その数はもっと多くなるでしょう。

 

この認知症を完全に防ぐ方法はないのですが、認知症を発症する可能性を下げるための研究は今でも積極的に行われています。その研究の過程で、カルシウムを摂取していくことで認知症予防ができる可能性があることも判明されてきています。人間の体の中には血液が流れていますが、血液にもカルシウムは含まれています。

 

このカルシウムが足りなくなってくると、濃度を一定に保つために、骨からカルシウムを補っていきます。ですが、カルシウム不足の状態が続いてしまった場合、過剰にカルシウムが骨から取り出されることになるのです。そして、必要以上のカルシウムは血液中だけではなく、免疫細胞や脳、筋肉などにも送られることになります。

 

カルシウムが脳細胞などに入りこんだ場合、脳細胞の機能が低下してしまったり、記憶に関係した細胞にダメージを与えてしまって、認知症などになってしまうこともあるとされています。中でも血管性認知症の場合、積極的にカルシウムを摂取していくことで発症リスクを低下させることが出来たことも確認されているそうです。

 

このことからも、認知症の予防をしていきたいのであれば、カルシウムを積極的に摂取していくことも大切だと考えられるようになってきています。